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職場復帰 - 2005/05/06(Fri)
 原因不明の発熱で病欠すること16日間…やっと職場に復帰した。とは言え、病気が治った訳ではなく、ステロイドを使って熱を抑えているだけなんだけど。とりあえず熱がない分、身体は楽なので仕事はできたって感じ。

 今日は初めてICU入室患者を主で受けた。「主で受ける」というのは、患者さんの状態把握や医師・家族との連絡調整など、その患者さんに対して責任を負う役割。初めてなのでイマイチ分からず、ビクビクしながらではあったけど何とかトラブルなくこなせた。2週間以上も休んでたけど、今日だけでだいぶ感覚を取り戻せたかな。
何となく? - 2005/05/07(Sat)
 復帰2日目。今日は初めての休日日勤。平日より看護師の数が少ないので、フォローなしで一人で患者さんを退室させた。昨日も看ていた患者さんなので、状態などはよく把握できていたのだけど、やはり退室サマリーを書くのは難しい。素人ではないのだけど、ICUのサマリーは独特だし、今までいた病棟とは病態が違いすぎて何を書いたら良いのか分からない。自信なさげに「何となく書いてみたんですけど…」と先輩に見せに行ったら、笑いながら「じゃあ、何となくサインしとくわ」と言って確認サインをくれた。ユーモアのある先輩だ。
CT出し - 2005/05/09(Mon)
 今日はICUに残る患者さんの担当になる。脳腫瘍のオペ後に十二指腸潰瘍の穿孔による腹膜炎と縦隔気腫を起こした患者さんだった。

 なかなかイベントが多く、初めてCT検査も経験できた。移動用モニター(ECG、ABP、CVP、SpO2を常時モニタリングできるもの)をベッドに積んで、蘇生グッズ満載の救急バッグを背負って行く。物々しい限りだ。

 ドレーンも6本も入っていたのにCTの結果でさらに一本追加された。自分が患者の立場なら「もうええやろ!」と言いたくなるね。実際は鎮静薬で寝かされてるから分からないのだけど。
いっぱい×2 - 2005/05/10(Tue)
 今日は退室する患者さんの担当になる。転移性肝腫瘍で、開胸開腹による肝切・胆摘をした患者さんだった。10時に退室ということで、2時間もない間に清拭・陰洗・更衣・体重測定・不要ルート類の整理などをしながら退室サマリーを書かなければいけない。慣れていない私にすべてをこなせる訳もなく…先輩に手伝ってもらってほとんど退室サマリーを書くことに専念した。それでもギリギリ書き終わった感じ。先輩にも「いつも冷静だったのに珍しく焦ってるね」とつっこまれる。冷静そうに見えるらしいけど、内心は常にいっぱいいっぱいですわ。
日々勉強 - 2005/05/11(Wed)
 今日はICUに残る患者さんの担当になる。不安定狭心症と上部消化管出血で入室された方なのだけど、以前の病棟で顔なじみのおばあさんだった。なかなか濃いキャラの持ち主なのだけど、私としてはちょっとホッとした。

 今日は初めてGIF(胃カメラ)の介助についた。ICUになると大抵のことは出張サービスになるみたい。消化器の医師が機材を持参して行ってくれる。来てくれるのは嬉しいけど、普通なら検査室に連れて行けば終わりのところを、自分たちで介助につかなければならないのが微妙。いろんな検査を覚えないといけない。日々勉強。
一人前 - 2005/05/12(Thu)
 今日は昨日に引き続き不安定狭心症の患者さんを受け持つ。ただし退室…夜勤の人が退室サマリーをほとんど書いてくれていたのに、残りの部分を書きながら退室の準備を進めるとてんやわんや。しかも予定より10分くらい早く迎えに来たので、終わってないことがいくつもあってみんなでパニック。勘弁して下さいよ。

 以前の病棟でも実際の心肺停止に対する挿管の介助をしたことはあるのだけど、ICUで手順に則った挿管の介助を初めて経験した。知ってるはずのことなのに急にやれと言われると頭が真っ白になるね。早く一人前になりたい。
予想以上 - 2005/05/13(Fri)
 今日は脳外科。聴神経鞘腫に対して開頭腫瘍摘出術をした患者さんの担当だった。無気肺があって意識レベルの回復もイマイチということで、挿管のままでレスピレータ管理されていたのだけど、状態が改善したので、午前中に抜管して午後に退室となる。今度は脳外科のサマリー。頭のことも心臓のことも肺のことも消化器のことも…何もかもを知ってないとICUでは働いていけない。勉強のためにICU配属を希望したのだけど、予想以上に勉強が必要だね。困りました。


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