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DoCoMo
概要
料金体系
メール機能
ネット機能
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画像
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概要

 1991年8月に日本電信電話株式会社により「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」として設立。1999年2月から「i-mode」というパケット通信サービスを開始。このi-modeは、携帯電話業界の規格であるHDMLなどではなく、一般的に普及しているHTMLを採用しており、公式サイト以外のいわゆる勝手サイトが容易に作成・提供できるという利点があった。現在は多くの携帯電話でインターネット接続が可能だが、このi-modeが先駆けであり、他社はこれに追随したものである。

 2000年に現在のNTT DoCoMoへ社名変更。2001年10月から第3世代携帯電話サービス「FOMA」を開始した。現在でも、それまでの「mova」も同時提供しているが、新機種の発売はしない方針が示されており、2012年までにmovaサービスは終了するとみられている。一部地域ではすでにmovaサービスは終了に至っており、順次、FOMAまたは第4世代携帯電話へ移行していく方針と考えられている。

公式ホームページ
http://www.nttdocomo.co.jp/

料金体系

 i-modeは、その料金体系にパケット通信という方式を取り入れている。これは送受信した情報量に応じて課金されるというもの。具体的には、1パケットは128バイト(全角文字で64文字相当)で、FOMAでは0.2円/パケット、movaでは0.3円/パケットが基本である。このパケット通信により、i-modeでは接続時間に関係なくインターネットに接続することが可能である。

 "情報量"には、ブラウザに表示されないタグなどの情報も含むため、i-modeに対応していないタグなどは極力使わないように心がけ、できるだけ安い料金で閲覧できる工夫をすることが大切となる。

 現在では、パケット通信料が割安になる「パケットパック」や従量制課金ではない(パケット通信料が定額である)「パケ・ホーダイ」などのオプションもあり、パケット代が高額とならないようなサービスもある。しかし、すべてのユーザーがそのようなオプションを契約しているとは限らないため、訪問して下さる方に優しい(無駄なデータを省いた)サイト作りを心がける必要がある。

メール機能

 i-modeでは、一般のE-Mailを送受信することができる。公式ページによると、FOMAで最大全角5000文字を送受信でき、movaでは送信が最大全角250文字まで、受信が最大全角2000文字までとされている。ただし、movaについては、初期設定では250文字までしか受信できず、それ以上に長いメールはいくつかのメールに分割されて送信されてくる仕組みとなっている。

 i-mode対応ページを作成する際、問い合わせに対応するため、もしくは登録確認などのためにメールを利用することがあるが、movaの初期設定で利用しているユーザーがいることも考えると、字数が全角250文字以内に収まるようにした方が無難である。

 ある程度の添付ファイルにも対応しており、写真や動画ファイル、またはWordやExcelなどのファイルが添付できる。

 i-modeからはショートメールの送受信もできるが、その送信には通話料が、受信には約0.9円が課金される。ショートメールは月額使用料のかかる有料サービスであり、わずか50文字までしか送信できないため、これを常用しているユーザーはいないことが推測される。

 サービス開始当初のメールアドレスは、(電話番号)@docomo.ne.jpであったが、迷惑メール対策により現在は(任意の文字列)@docomo.ne.jpに変更されている。

 メールアドレスのアカウント(@以前)に登録できるのは、半角英数で3-30字であり、先頭は英字でなければならないというルールがある。これらを満たさないアカウントは存在しえないので、架空メールアドレスの判断に利用できる。公式ページには「一部のプロバイダとメールを送受信できない場合がある」と注意書きされているが、ピリオド「.」を連続で使用することができ、アカウントの最後尾にもピリオド「.」を使用できる。これは一般的には禁止される使い方である。

 絵文字は、基本絵文字と拡張絵文字に分けられるが、基本絵文字はサービス開始当初から変わっていない。拡張絵文字は途中から追加された76種類の絵文字であるが、現時点で拡張絵文字に対応していない端末が残っているとは考えにくい。他社の携帯電話やYahoo!メールとも送受信できる。

 迷惑メール防止策として、「ドメイン指定拒否」や「URL付きメール拒否設定」などが設定できる。これらを設定しているユーザーに対して、ウェブページやパソコンなどからメールを送っても届かない可能性があり、コンテンツ利用前に設定を解除するよう促す必要がある。

ネット機能

 公式ページによると、i-modeがインターネット接続により閲覧できるページは、画像も含めて5キロバイトまでとされているが、2キロバイトまでに止めることを推奨している。できるだけ画像やi-modeが対応してないタグを使用しない、もしくはページをいくつかに分散させるなど、情報量を小さくするように努める必要がある。

 ただし、すべてのページで情報量を2キロバイト以内に抑えるというのは、実際の問題としては難しく、最近の機種で2キロバイトまでしか表示できないものはない。FOMA端末では一般的に、テキストや画像などを含め1画面100キロバイトまで、タグを含めたテキストは30キロバイトまで表示可能である。もし情報許容量を超えてしまった場合、可能な限りのデータをダウンロードした後、許容量を越えた旨がアナウンスされ、ダウンロードが中断される。

 最新のFOMA端末では、最大で7.2Mbpsの高速パケット通信が可能である。これは現段階(2008年7月時点)では、全キャリア中で最も高速なパケット通信である。ただし、ベストエフォート方式であり、一つの通信網を複数ユーザーで共有するため、実際の通信速度はこれより遅い。


ブラウズ機能

 公式ページによると、i-modeブラウザの大きさは、横全角8文字×縦6文字を基本としている。現在ではブラウザの画面解像度が大きくなってきており、横全角8文字しか表示できない端末は稀である。ただし、文字サイズ設定を最も大きいものにした場合、多くの機種で横8文字までしか入らなくなる。逆に言えば、最も大きい文字サイズに設定したとしても横8文字を下回ることはない。なお、縦については自由にスクロール可能であるため、こちらが問題となることはあまりない。

 i-modeブラウザでは、基本的に縦スクロール機能のみで、横スクロールはしない。そのため、<pre>などを使用した場合でも画面端で自動改行される。ただし、<table>を使用した場合などは横にもスクロールすることがある。

 FOMA端末では、CHTMLだけでなく、極一部のCSS(スタイルシート)やFlashにも対応している。JavaScriptには対応していない。

 現在ではフルブラウザ機能を備えている機種も多い。これはパソコン用のWebページを閲覧するための機能であるため、ここでは説明を省略する。

 i-mode端末に付属するウェブブラウザのユーザーエージェントは、以下のような規則となっている。つまり、基本的に「DoCoMo/1.0」で始まるものがmova端末、「DoCoMo/2.0」で始まるものがFOMA端末、途中に「FOMA」を含むものがフルブラウザからのアクセスである。

【mova端末】
DoCoMo/1.0/機種名/キャッシュ/状態コード/ブラウザ表示可能バイト数/個体識別情報

【FOMA端末】
DoCoMo/2.0 機種名(キャッシュ;状態コード;ブラウザ表示可能バイト数;個体識別情報)

【フルブラウザ】
Mozilla/バージョン名(機種名;FOMA;キャッシュ;状態コード;ブラウザ表示可能バイト数)

画像

 GIF画像は全てのi-Modeで表示可能である。最近の機種ではJPEG画像も表示可能であり、写真を使った待受画などで使われている。

 公式ページによると「基本的にモノクロ2階調で5KB以内のGIFファイルを利用します」となっているが、これを遵守していると魅力的なコンテンツの作成は困難である。サイズも94×72ドットまでに収めるのが基本となっているが、現在の画像解像度から考えると、あまりに小さく、現実的ではない。

 現在の機種では、基本的にアニメーションGIFに対応している。ただし、公式ページによれば、5コマ以内のアニメーションGIFを一画面に最大4個までしか配置することができないとされており、アニメーションの繰り返しも16回までと制限が設けられている。機種によっては delay設定が無視されてしまい、全て同じペースで動いてしまうものもある。


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