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SoftBank
概要
料金体系
メール機能
ネット機能
ブラウズ機能
画像
au by KDDI
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概要

 もとはデジタルホンやデジタルツーカーとして日産自動車と日本テレコムで携帯電話事業を展開していたもの。日産自動車の経営悪化に伴い、日産自動車の有する携帯電話事業の一部を日本テレコムに、残りをDDI(現KDDI)に譲渡した。これを受けて、日本テレコムは1999年10月から「J-PHONE」の名前で全国展開することになった。その後、日本テレコムがVodafoneグループ傘下となったことに伴い、2003年10月にVodafoneへと名前を変更するが、厳しい経営状況から今度はソフトバンクへ譲渡。2006年10月から現在のSoftBankへと移行している。

公式ホームページ
http://mb.softbank.jp/mb/

料金体系

 SoftBankは、その料金体系にパケット通信という方式を取り入れている。これは送受信した情報量に応じて課金されるというもの。具体的には、1パケットは128バイト(全角文字で64文字相当)で、SoftBank 3Gでは0.21円/パケット、SoftBank 6・5では0.315円/パケットが基本である。このパケット通信により、接続時間に関係なくサイト閲覧が可能である。

 "情報量"には、ブラウザに表示されないタグなどの情報も含むため、Softbankに対応していないタグなどは極力使わないように心がけ、できるだけ安い料金で閲覧できる工夫をすることが大切となる。

 現在では、パケット通信料が割安になり、上限額が決まっている「パケットし放題」などのオプションもあり、パケット代が高額とならないようなサービスもある。しかし、すべてのユーザーがそのようなオプションを契約しているとは限らないため、訪問して下さる方に優しい(無駄なデータを省いた)サイト作りを心がける必要がある。

メール機能

 SoftBankの携帯電話では、一般のE-Mailを送受信することができ、S!メール(MMS)と呼ばれる。公式ページによると、SoftBank 3Gでは、最大で300キロバイトまでのデータを送受信できることになっている。この上限は、メール本文だけでなく、添付ファイルや宛先、件名などを含んだデータ量であるとされている。単純計算で300キロバイトをすべて文字に置き換えた場合、全角文字で約15万文字相当となる。

 ある程度の添付ファイルにも対応しており、写真や動画ファイル、またはWordやExcelなどのファイルが添付できる。

 現在のメールアドレスは、(任意の文字列)@softbank.ne.jpであるが、以前の(任意の文字列)@*.vodafone.ne.jpのまま使用し続けているユーザーもいる。iPhoneのメールアドレスは専用で(任意の文字列)@i.softbank.ne.jpとなる。

 メールアドレスのアカウント(@以前)に登録できるのは、半角英数で3-30字であり、先頭は英字でなければならない。ピリオド「.」を連続で使用することはできず、@直前にピリオド「.」を使うこともできない。これらを満たさないアカウントは存在しえないので、架空メールアドレスの判断に利用できる。J-PHONE時代のアカウントは、珍しくスラッシュ「/」が使用できたが、SoftBankとなった現在も使用できるかは未確認である。

 絵文字は、J-PHONEの頃から続く独自のものであるが、2008年にデザインだけが変更されている。他社の携帯電話やYahoo!メールとも送受信できる。絵文字の画像データを公式ページでダウンロード可能である。営利目的でこれらの画像を使用する場合は届け出が必要である。

 全角最大128文字相当まで受信料無料である。以前はメール1通ごとの料金設定であったが、2008年10月より1パケットごと(従量課金)に変更される。

 迷惑メール防止策として、「ともだちメール安心設定」「URLリンク付きメール拒否設定」「なりすましメール拒否設定」などが設定できる。これらを設定しているユーザーに対して、ウェブページやパソコンなどからメールを送っても届かない可能性があり、コンテンツ利用前に設定を解除するよう促す必要がある。

ネット機能

 公式ページによると、SoftBank 3Gでは、最大ページサイズが48キロバイト、画像などのオブジェクトサイズが300キロバイトまでとされている。受信可能な情報量で考えると、それほど1ページの情報量を抑えることに気を遣わなくてよいことになるが、従量課金制であるため、極力データ量は抑えた方がユーザーに親切である。

 上り最大64kbps/下り最大384kbpsのベストエフォート方式で高速パケット通信が可能である。ベストエフォート方式であり、一つの通信網を複数ユーザーで共有するため、実際の通信速度はこれより遅い。

 SoftBankの携帯端末のインターネット接続サービスは「Yahoo!ケータイ」という名前であり、その名の通り「Yahoo!JAPAN」をポータルサイト(インターネットへの入り口)とし、Yahoo! JAPANの人気サービスや最新ニュースなどの閲覧が可能である。

ブラウズ機能

 SoftBankのブラウザについて、基本となるサイズの説明は見当たらない。機種によってさまざまなサイズがあるので、最低ラインと思われる横全角8文字×縦全角6文字に合わせてページを作成することになる。

 SoftBank 3Gでは、Shift-JIS、EUC-JP、ISO-2022-JP、UTF-8の文字コードに対応しているとされるが、UTF-8以外の文字コードはShift_JISに変換して表示される。一部の3GC型端末にShift-JIS非対応のものがあり、データをUTF-8で扱うために注意が必要である。

 SoftBank 3Gでは、一部のCSS(スタイルシート)やフラッシュに対応している。JavaScriptには対応していない。

 一部の機種で、<form>のmethodに「POST」を使用できないものがあり、そのような機種では、<form>から</form>までの間に記述したものが全く表示されない。現在では「POST」に対応していない端末は稀であると考えられるが、そのような端末がない訳ではないので、「GET」にしておく方が無難である。

 現在ではPCサイトブラウザ機能を備えている機種も多い。これはパソコン用のWebページを閲覧するための機能であるため、ここでは説明を省略する。

 SoftBank端末に付属するウェブブラウザのユーザーエージェントは、以下のような規則となっている。つまり、基本的に「J-PHONE/」か「Vodafone/」か「SoftBank/」から始まるものがSoftBank端末、途中に「SoftBank」を含むものがPCサイトブラウザでのアクセスである。この規則から外れるユーザーエージェントとして、702MOと702sMOがあり、これらは「MOT-」から始まる。また、Diney Mobileのユーザーエージェントも「SoftBank/」から始まるため、SoftBank端末かDiney Mobile端末かを区別することは容易ではない。

【J-PHONEで発売された機種】
J-PHONE/ブラウザバージョン/機種名/端末シリアル番号 メーカコード/ユーザエージェントのバージョン Java情報 Java拡張仕様バージョン

【Vodafoneで発売された機種】
Vodafone/ブラウザバージョン/機種名/端末バージョン/端末シリアル番号 ユーザエージェント種別/ユーザエージェント名/ユーザエージェントバージョン Java情報 Java拡張仕様バージョン

【SoftBankで発売された機種】
SoftBank/ブラウザバージョン/機種名/端末バージョン/端末シリアル番号 ユーザエージェント種別/ユーザエージェント名/ユーザエージェントバージョン Java情報

【PCサイトブラウザ】
Mozilla/バージョン名 (機種名;SoftBank;端末シリアル番号) ブラウザの種類/ブラウザバージョン

画像

 全てのSoftBank端末で利用できる画像は「PNG」である。多くの機種で「JPEG」も表示可能であり、一部の機種で「GIF」や「複数枚のPNG、JPEGによる動画」も表示可能である。「PNG」は、他キャリアの携帯端末で表示できないことが多いため、静止画の「JPEG」を使用することが推奨される。

 表示可能な画像ファイルのサイズは、機種によってさまざまだが、全機種に共通して表示できるのは、96×76ドットまでである。CGIなどのプログラムでは、HTTP拡張ヘッダ(x-jphone-display)を取得することで、ディスプレイの解像度を確認することができる。

 SoftBank 3G端末では300キロバイトまでの画像を扱うことができるとされるが、古い機種ではページ全体で6キロバイト以内、BMP変換時に32キロバイト以内とされている。


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