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看護短期留学(アメリカ編)
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本当の友達

 「俺たちの仲間に入らないか?」 小学5年のある日、私はそう言われました。当時よくいじめられていた私は「これでいじめられなくて済むんだ」と思い、喜んで仲間に入りました。しかし、それは普通の仲間ではなく、ある友達をいじめるための仲間だったのです。その友達は1年生の頃からの仲良しで、私の一番の友達でした。私は、「どうしよう…」と迷ったのですが、「自分がいじめられるよりは…」と考え、そのままそのいじめ仲間に入っていました。

 彼へのいじめは日に日にひどくなり、クラス全体が彼の敵という状態になっていきました。そんなある日、いじめのリーダー的存在だった人に「今日、放課後みんなで集まるからな!」と言われました。私は嫌々ながら参加せざる得ませんでした。それが自分の身を守る唯一の方法だと考えていたのです。

 放課後、みんなで集まると彼を家から呼び出すという話になったのですが、彼と一番仲が良かった私がその呼び出す役を任されました。戸惑いながらも彼の家に行き、「外で遊ばない?」と彼を誘いました。「ここで断ってくれたらいいのに…」という期待も空しく、彼は私についてきてしまいました。それからのことは言うまでもありません。いつも強がってみせた彼が泣いていたのが、とても印象的でした…。

 翌日、彼は学校を休みました。登校拒否です。私はそのとき、「自分は何をしているんだろう? 自分がいじめられたくないからって、友達をいじめるなんて…。」ととても後悔しました。その日はずっと、彼のことが頭から離れませんでした。

 その次の日、彼は学校に出てきてくれました。彼を見つけるとすぐ私は彼と遊ぶ約束をしました。いじめグループに「今日も集まるからな!」と言われた時、「今日は彼と遊ぶから行けない。」とはっきりと断りました。言うまでもなく、それからは私もいじめの対象になったのですが、後悔はありませんでした。私はいじめられましたが、それでも友達でいてくれる人達がいました。彼らこそが私の本当の友達であり、仲間なんだと気づきました。

2000/01/15(Sat)
向上心

 私の好きな言葉は、“向上心”です。これは小学6年生のときの級訓として掲げられた言葉で、初めて聞いたときからとても良い言葉だなと思いました。一歩でも前へ進みたいという気持ち。例えば、私が歳をとって親父になったとしても、ずっと向上心を持って生きていきたいと願う。それは非常に難しいことなのかもしれないけれど…。

 高校の卒業アルバムに書いた12年後の自分へのメッセージ…“いつまでも向上心を!”

2000/01/15(Sat)
看護短期留学(アメリカ編)

看護短期留学〜アメリカ〜 "Do you have a dream now?" Highland Nursing Care Centerでボランティアした時、ひとりの老婦人に尋ねた。彼女は私の方を見ながら、はっきりと "No" と答えた…

 夢を持って生きることほど素晴らしいことはないが、夢を持たずに生きることほどつまらないことはない、と私は思う。私には夢がある。それは、人を助けられる人間になることであり、人を支えられる人間になることであり、人に夢を、希望を与えられる人間になることである。そのためにも私は大きな心、強い心を持ちたいと願う。

 今回、短期留学に参加したきっかけは、ほんの小さな好奇心からであった。アメリカという異国の地で3週間生活することで、自分の成長につながるような何か得られることがあるだろうなどと軽い気持ちで参加した。しかし、実際に得られたものは、期待以上のものであった。

 向こうでは、毎日毎日が新鮮で、英会話の授業、看護講義、医療施設視察からさまざまなことを学ぶことができたのはもちろんのこと、ホストファミリーと過ごした日々の生活、みんなで楽しんだアクティビティなどからも多くのことを学ぶことができ、とても充実していた。たくさんの素敵な出会いと感動の日々であった。

 中でも特に、日本全国に住む、同じ目標に向かっている友達がたくさんできたことは、私がこの3週間で得た最高の宝だと思っている。出発前、私は唯一の男として、みんなの中にうまく溶け込めるかどうか、とても不安であった。しかし、みんなは温かく迎えてくれ、共に過ごしたのは3週間という本当に短い間ではあったものの、この先もずっと絶えることのない友の輪ができたように思う。

 温かく、大きな心を持った彼女らと仲良くなることで、私はとても良い刺激を受け、自分も頑張ろうという気持ちになれる。中でも最も刺激を受けたのは、グループリーダーとして、とてもお世話になったYさん。カナダの大学に留学しているという彼女は、今の私では到底かなわない知識と経験、そして輝きを持っていた。しかし、私もいつか、彼女を超える人間、看護者になりたいと思う。

1999/09/27(Mon)
看護短期留学(オーストラリア編)

看護短期留学〜オーストラリア〜 今回の看護短期留学は私にとって2度目の経験でした。去年、アメリカはソルトレイクシティでの3週間の短期留学に参加し、今回はオーストラリア・メルボルンでの短期留学。2年連続でこのような貴重な経験を出来たことは、これからの私にとって、とても大きな意味を持つことになるでしょう。

 夢のような日々…メルボルンでの4週間は本当にこんな表現がぴったりな日々でした。短期留学を終えて日本に帰国したとき、飛行機が着陸した瞬間、メルボルンでの日々が夢に変わったように感じました。日本を発った8月1日と今とがつながって、その間には何もなかったような気がしてしまいます。もちろんこの間にはたくさんの出会いと別れ、素敵な経験やつらい経験がたっぷり詰まっていて、これからの私に大きな意味を持っていくのでしょうけど。

 今回の短期留学では特に英会話と積極性という面で成長できたように思います。正直なところ、ホストファーザーが話すオーストラリア訛りの英語は最後まで理解に苦しみましたが、土産屋の店員さん(Johnny)と冗談をまじえた楽しい会話ができたり、英会話学校の先生(Kim)とその彼氏(Chris)や友達(Chester)と一緒にパブへ行ったときにも、英語での会話を楽しむことができました。英語を使ったコミュニケーションで友達ができたことは、私にとってたいへんな自信となり、英語への抵抗がなくなったばかりでなく、英語での会話が大好きになりました。彼らとはこれからもできるだけ交流を保っていきたいと思っています。

 また、4週間の短期留学を共に過ごした看護学生たち…私は唯一の男として、みんなの中にうまく溶け込んでいけるかと不安でしたが、苦労しながらもみんなと楽しい日々を過ごせて本当によかった思います。今回は他クラスとの交流が少なくて、あまり話せなかった人も結構いるけれど、一緒に過ごした4週間は忘れられない思い出になることでしょう。卒業パーティーでのみんなの涙と笑顔、そしてパーティーの後にクラスのみんなでメルボルンの夜を闊歩したことは、本当に良い思い出です。みんなに書いてもらった色紙も大切にしていきたいと思っています。ありがとう、みんな。

2000/08/29(Tue)

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