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au by KDDI
概要
料金体系
メール機能
ネット機能
ブラウズ機能
画像
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概要

 もとはIDOとDDIとして各地域で自動車電話・携帯電話事業を展開していたものだが、NTT DoCoMoに対抗するため、2000年7月に両グループのブランドを「au」に統一し、同年10月にDDI、KDD、IDOの3社が合併して「KDDI」を発足した。

 インターネット接続サービスとして「EzWeb」があり、初期ではHDMLという携帯電話用の記述言語で作成されたWebサイトをサポートしていたが、現在では一般的に普及しているXHTMLをサポートしている。2003年11月から日本初の第3.5世代携帯電話であるCDMA 1X WIN(通称WIN)を開始している。

 KDDIは、au以外にもtukaという名前の携帯電話サービスも展開していたが、2006年6月末に新規加入受付終了、2008年3月末でサービスそのものが終了となっている。

公式ページ
http://www.au.kddi.com/

料金体系

 EzWebは、その料金体系にパケット通信という方式を取り入れている。これは送受信した情報量に応じて課金されるというもの。具体的には、1パケットは128バイト(全角文字で64文字相当)で、0.21円/パケットが基本である。このパケット通信により、接続時間に関係なくサイト閲覧が可能である。

 "情報量"には、ブラウザに表示されないタグなどの情報も含むため、EzWebに対応していないタグなどは極力使わないように心がけ、できるだけ安い料金で閲覧できる工夫をすることが大切となる。

 現在では、パケット通信料が割安になる「パケット割」やパケット通信料の上限が決まっている「ダブル定額」などのオプションもあり、パケット代が高額とならないようなサービスもある。しかし、すべてのユーザーがそのようなオプションを契約しているとは限らないため、訪問して下さる方に優しい(無駄なデータを省いた)サイト作りを心がける必要がある。

メール機能

 EzWebでは、一般のE-Mailを送受信することができる。公式ページによると、最大全角5000文字を送受信できる。

 ある程度の添付ファイルにも対応しており、写真や動画ファイルなどのファイルが添付できる。

 メールアドレスは、(任意の文字列)@ezweb.ne.jpである。PCからも使える無料のサブアドレスとして(任意の文字列)@auone.jpもある。

 メールアドレスのアカウント(@以前)に登録できるのは、半角英数30文字まででとされている。公式ページに「先頭は英字でなければならない」との記載は見当たらない。公式ページには「一部のプロバイダとメールを送受信できない場合がある」と注意書きされているが、ピリオド「.」を連続で使用することができ、アカウントの最後尾にもピリオド「.」を使用できる。これは一般的には禁止されることが多い使い方である。

 絵文字は、サービス開始当初「ビルトイン・アイコン」と呼ばれていた。絵文字は徐々に種類が増え、デザインも複数回の変更があった。現在は「タイプD」と呼ばれる図柄となっている。基本的には独自のタグ<img localsrc="絵文字番号">で絵文字を表示させる仕様で、メールでしか使えない端末が多かったが、現在はSHIFT-JISで絵文字を送信できる端末も増えており、メール以外でも利用できるようになってきている。メール他社の携帯電話やYahoo!メールとも送受信できる。

 迷惑メール防止策として、「なりすましメール否定」や「ドメイン認証規制」、「URLリンク規制」などが設定できる。これらを設定しているユーザーに対して、ウェブページやパソコンなどからメールを送っても届かない可能性があり、コンテンツ利用前に設定を解除するよう促す必要がある。

ネット機能

 公式ページでは、EzWeb(WAP2.0ブラウザ搭載端末)向けのページは、約9キロバイト以内に収まるようにと促している。EzWebサービス開始当初のHDMLブラウザ搭載端末では、モノクロ機で1.4キロバイト、カラー対応機で7.5キロバイトまでが上限となっていたが、現時点でHDMLブラウザ搭載端末が利用されているとは考えにくい。もしHDMLブラウザ搭載端末でファイルサイズが上限を超えた場合、エラーページが表示されるだけでページ自体は全く表示されない。

 下り最大2.4Mbps/上り最大144kbpsのベストエフォート方式で高速パケット通信が可能である。ベストエフォート方式であり、一つの通信網を複数ユーザーで共有するため、実際の通信速度はこれより遅い。

ブラウズ機能

 公式ページに、EzWebブラウザの基本となるサイズについての記述は見当たらない。機種によってさまざまなサイズがあるが、機種別情報一覧で確認する限り、最も小さいもので横全角8文字×縱7行という端末がある。最近の端末では、基本的に横全角10文字以上を表示できる。

 EzWebがサポートする文字コードは、Shift-JISのみである。記述言語はXHTMLに対応する。一部の端末はフラッシュやCSS(スタイルシート)にも対応。JavaScriptには対応していない。

 現在ではPCサイトビューアー機能を備えている機種も多い。これはパソコン用のWebページを閲覧するための機能であるため、ここでは説明を省略する。

 EzWeb端末に付属するウェブブラウザのユーザーエージェントは、以下のような規則となっている。つまり、基本的に「UP.Browser」から始まるものがHDMLブラウザ搭載EzWeb端末、「KDDI-」から始まるものがWAP2.0ブラウザ搭載EzWeb端末、途中に「KDDI-」を含むものがPCサイトビューアーでのアクセスである。

 ユーザーエージェントから直接には端末名が確認できない。デバイスIDは端末名と関連付けてあるため、デバイスIDから端末名を割り出すことは可能である。

【HDMLブラウザ】
UP.Browser/ブラウザバージョン-デバイスID サーバー名

【WAP2.0ブラウザ】
KDDI-デバイスID UP.Browser/ブラウザバージョン (GUI) サーバー名

【PCサイトビューアー】
Mozilla/バージョン名 (compatible; MSIE バージョン名; KDDI-デバイスID) ブラウザの種類 ブラウザバージョン

画像

 EzWeb(WAP2.0ブラウザ搭載端末)でサポートする画像フォーマットは、GIF・PNG・JPEG・BMPである。PNGとJPEGは256色までは保証されているが、それ以上は端末ごとの機能に依存し、場合によっては減色して表示される。BMPはモノクロのみに対応しており、カラーのものはサーバーでPNGに変換されて表示される。

 ファイルのサイズは、ページ容量と同様で、WAP2.0ブラウザ搭載端末では約9キロバイト以内とされている。


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