前後のトピック
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力になれそうだから
2000/01/25(Tue)
私はずっと母と二人で暮らしていて、父が嫌いでした。父が亡くなった時も最後まで会うことはありませんでした。なにかをさけんだような顔にも実感がありませんでした。それからしばらくして高二の時に私は入院する事になって、向かいの部屋のおじいさんが肺炎でなくなった時、おじいさんは夜中ずっと人の名前みたいなことを叫んでいました。その時私は初めて父がどんな事を叫んでいたか分かった気がしました。急に後悔したのをおぼえています。そういう事があって母には最後まで力になれれば、というのがこの道を選んだ理由です。
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