幸せのかけら

 世の中、良いことばかりではないけれど、探せばきっと誰でも幸せが見つかるはず…私はそう信じている。人は誰でも贅沢に溺れると幸せが見えなくなってしまう。大抵の場合、幸せはやって来る時と去っていく時だけ顔を出すように思える。でも、本当はどこか近くに潜んでいて、じっと私の方を見ているに違いない。気づけば目の前にある現実が私にとっての幸せなのかもしれない。振り返るとそこにあるもの…それが私にとっての幸せなのかもしれない。見上げたらそこにあるもの…それが私にとっての幸せなのかもしれない…

 幸せなんて、気づかないだけでいくらでも転がっている。一つ一つは小さな幸せのかけらかもしれないけれど、拾い集めたら大きな幸せになる。そのかけらを軽んじて、拾う労力を惜しむ人間は不幸である。不幸とは、環境に恵まれないことではなくて、自分の周りに転がる些細な幸せに気づけないことを指すのではないだろうか?…なんて思う。こんな風に書くと、「お前は環境に恵まれているから、そんなことが言えるんだ!」と反感を買うかもしれないが、私だって別に大して恵まれた環境でもない。少なくとも私より環境的に恵まれている人間はいくらでも居るし、病気のことを考えるなら私は普通の人よりも恵まれていない…でも、私は私なりに幸せであると自信を持って言える。

トシ

[前頁][次頁]

[2]意見・感想
[0]トップに戻る
2001/06/17作成

- Mobile Frontier v2.1 -