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看護診断実習A

 「看護診断実習A」は、私たちが初めて実際に患者さんと接することになった実習で、学内実習も一通り終了した2年次後期に毎週1回だけ実施されました。学生2名に対して1人の患者さんを割り当てられ、“看護学生らしいマナーと態度を身につけることを目的とする”ということで、患者さんの話を聞くことに主眼が置かれていました。

 初めて患者さんと接する…ということで、実習が始まる前は緊張しまくりでしたが、実際に実習が始まってみると何でもない実習でした。患者さんのところへ行き、自己紹介と実習の説明をし、後は座ってひたすら話を聞くだけ。一応、バイタルサイン(体温、血圧、脈)の測定は義務付けられていましたが、他に何の処置がある訳でもなく、ただ話を聞くだけでした。特に学生2人1組ということもあって、お互いに助け合って話を進めていけば良い訳で、慣れてくるとかなり気楽なものでした。

 私は脳神経外科で実習しました。脳神経外科なので、言語的コミュニケーションに障害のある方が多いかと思いきや、私たちに受け持たせてもらえるのは症状の軽い人ばかり…ほぼ問題なく会話ができました。ただ唯一、一人だけ多弁な患者さんがいらっしゃいました。この患者さんと話をしていると、必ず患者さんペースの会話になってしまい、こちらが必要とする情報はなかなか得られないという感じでした。でも、そのように患者さんペースで話をしてもらうことで、逆に患者さんの中で何が大きな思いとして存在するのかが分かったり、何でもない雑談と思えることに実は重要な情報が含まれていたり…。

 今回の実習では、患者さんと接することを学びました。ただの雑談だけの実習と思ったら大間違いで、まずは患者さんと接する楽しさと言うか、最初は患者さんと接することに対して緊張や不安でいっぱいだったのに、その“患者さんから逃げたい”という気持ちを取り除いてくれました。また、患者さんから話を聞くためには、話を聞こうとしてはダメだと感じました。例えば、患者さんに対し、いきなり「自分の病気についてどう考えていますか?」と聞いたところで、相手を困らせるだけで期待するような答えは返ってきません。一方的に話を聞くのではなく、普通に雑談していく中で、患者さんの思いや自分の得たい情報を聞き取っていく技術が必要なのだと感じました。

 …と言うことで、特に看護技術を習った訳でもないのですが、これからの臨地実習に向けて良いステップとなった実習だと思います。



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