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意外なハードル

 母性看護実習…お産に関する領域では、基本的に男性が働くことはありません(産婦人科医は除く)。しかし、学生は一通りの領域を学ばなければならないということで…ちょっと無理して産婦人科領域の看護を展開していきます。

 今回の実習は学生が二人ペアで行ったので助かったところも大きいのですが、例えば、乳房マッサージというケアがあります。女性である看護師や助産師がするなら良いとして、男性がこれをしたらセクハラで訴えられてもおかしくないでしょう。陰部洗浄やら剃毛やら…内診の介助にしても、男性がしたら怪しいことだらけです。そのようなケアを男性にされる女性はもちろんのこと、旦那さんも不快に思うことでしょう(相手が学生だと許容できるところもあると思いますが…もしオヤジだったら、拒否されるのでは…?)。

…と言うことで、歓迎されない男性は産婦人科領域で働きません(働けません)。産婦人科医や薬剤師などには男性もいますが、私が実習した病院では、男性が単独で病室を訪れることは禁止されているようでした。

 このような環境で行われる母性看護実習…ある程度は覚悟していたのですが、予想していなかったところで『トイレ』が曲者でした。なんと産婦人科には男性用トイレがないのです。大学病院の産科病棟にも、民間の産婦人科病院にも、男性用トイレはありませんでした。困ったものです。大学病院では、他の病棟のトイレへ行くとか、ナースステーションのトイレを借りるとかで何とかなったのですが、産婦人科病院ではそうもいかず…

 結局、患者さんが利用している女性用トイレを使わせてもらうことになりました。普通なら、男である私が女性用トイレに入って行けば、変態扱いされかねないでしょうけど…。ちゃんと許可を得ているとは言え、やはり誰かに会わないかとビクビクしてしまいました。何とも…。



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