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価値観の相違

2006/07/24(Mon)

 離婚する夫婦が後を絶たない今日、その離婚原因は「価値観の相違」が最も多いと言われる。しかし、違う家庭に生まれ、違う環境で育って別人なのだから、価値観が全く一緒ということはあり得ない。価値観は違って当たり前なのである。

 では、なぜ「価値観の相違」が問題となるのか。答えは簡単。つまり、自分の価値観を相手に押し付けようとしているから≠ナある。

 例えば、「部屋はきれいにしておきたい男性」と「部屋が汚れても気にならない女性」が結婚したとする。このとき、男性は「きれいにしておきたい」という自分の価値観に基づいて部屋を片付ける訳だが、女性はもちろん片付けない。男性は「部屋をきれいにしておきたい」という価値観があるので、掃除をしない女性に対してマイナスの感情を抱いたり、場合によっては「掃除しろ」と強要したりする。

 しかし、私からすれば、男性はきれいにしたいから片付けるし、女性はきれいにしなくていいから片付けない。それが当たり前だと思う。このとき男性は「誰かが片付けなければ汚れていくから自分が仕方なく片付ける」だとか「自分ばかり片付けて不公平だ」なんてことを思うかもしれない。でも、それこそが価値観の押し付けであって、「部屋は片付いてなければならない」という価値観があるからこその思考である。

 この場合、一般的な価値観≠ネんてものは捨てた方が良い。「普通、部屋はきれいにするものでしょ!」なんて思うかもしれないが、何をもって普通とするかなんて個々の考え方によるところが大きい。だって、部屋が汚くても平気という男性にとって普通ではない♂ソ値観を持った人間がすぐそこにいるのだから。

 例えば、このケースで「自分の価値観は自分の価値観、相手の価値観は相手の価値観」と考えることができたとしよう。男性は部屋をきれいにしたいから片付けるし、女性は片付けなくて良いから片付けない。ただそれだけ。各々の価値観に基づいて行動しているだけなら何も衝突は起きない。

 もう1つ極端な例を挙げてみると、ギャンブル好きの男性がギャンブルにたくさんのお金を費やしてしまう家庭があったとする。この妻に「ギャンブルなんてお金の無駄使い」という価値観があるとして、その価値観を相手に押し付けるなら「ギャンブルにお金を使うな」と衝突するだろうし、相手の価値観として尊重するのであれば「自分はギャンブルをしないが、相手にはギャンブルをさせる」という行動になるはずである。ただし、この場合は金銭が絡んで、他の生活などにも影響を及ぼすだろうから、ギャンブルに対する価値観だけでは何ともならないだろうけど。

 いずれにしても、これだけは許せないという価値観は少なからずあるとして、基本的には価値観は違っていて当たり前≠ニいう視点に立って物事を考えることで、回避できる衝突も多いように思う。これまでの人生をかけて培ってきた個々の価値観は、ちょっとやそっとでは変わりはしないのだから。

トシ


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