ホーム > 実習奮闘記 > 急性看護実習 > 患者とのすれ違い


カテゴリ一覧
基礎看護実習
訪問看護実習
慢性看護実習
母性看護実習
保育園実習
急性看護実習
実習の概要
実習を通して
患者とのすれ違い
トイレの中
手術の雰囲気
食道発声
保健所実習
小児看護実習
精神看護実習

患者とのすれ違い

 今回の実習で私が受け持つことになった患者さん…肝細胞がんの71歳の男性でした。受け持つ前から主任さんが「学生が付くことに渋々OKはもらったけど…」と言っていたので、どんな感じの人だろうと心配しながら紹介を受けたのですが…何だか私には全く興味がないというような態度。まだ初対面だからかな?とも思ったのですが…正直、かなり遣りにくいそうな感じでした。

 病棟実習2日目の朝、患者さんのところへ行き、「おはようございます。今日も一日よろしくお願いします。」と挨拶すると、ちょこっとだけ私の方を見た後、プイッと横を向かれてしまいました。かなりショックでした…。もうどうしたら良いのか分からなくなり、病棟主任に相談してみたら、一緒に清拭などをしてもらえ、何とか患者さんのところへ行くことはできたのですが…困ってしまいました。
 午後、患者さんが胃カメラの検査を受けるということで、一緒に付いていきました。私の方からは何も話すことができず、ただ隣でボーっとしていたのですが、なんと患者さんの方から話し掛けてきてくれました。かなり嬉しかったです。これで、ちょっとだけ「何とかなるかな?」という気分になれました。

 しかし、その後もいまいち患者さんとは良い関係を築くことができず、次第に足が遠のいてしまいました。通常、二人一組で受け持つ実習なのですが、実習メンバー7人ということで、私だけは一人で一人の患者さんを受け持つことになってしまい、相談する相手もいなくて…結局、最後まで良好と言えるような関係を築くことができませんでした。

 実習が終わってから、実習担当の教官から「患者さんはあなたのためを思って、わざと素っ気なくしていたみたいだよ」ということを聞きました。「何でも自分から話していては、学生の勉強にはならない」ってことらしいです。確かに、これまでの実習は患者さんの協力があって初めて成り立つ関係ではあったと思いますが…それにしても、今回の実習はちょっと辛すぎでした。



前頁]  [実習奮闘記]  [次頁



- Mobile Frontier v2.1 -