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大学と専門学校の違いは?

2001/12/06(Thu)

 看護師を養成する教育機関には、いろいろな種類があります。正看護師では専門学校、短大、大学など、准看護師では養成所や高校の衛生看護科など…です。これらの違いが分からない方がいるようなので、簡単に説明したいと思います。

 まずは正看護師の養成機関について。最初にも少し書いたように、主に1.専門学校、2.短期大学、3.大学の3種類に分けられます。すべて国が定めたカリキュラムに則った教育が行われているのですが、管轄は少し違います。つまり、専門学校は厚生大臣による指定、短期大学や大学などは文部大臣による指定になっています。

 では、具体的にどのような違いがあるのか?と言えば、大した違いはないように思います。一応、それぞれの特徴を挙げておきたいと思います。
  1. 専門学校
     卒業すると看護師国家試験の受験資格が与えられます。主に看護技術の修得に力を入れており、即戦力となる人材育成を目指しています。大学編入など、進学の道はあまり開かれていません。3年課程。

  2. 短期大学
     卒業すると看護師国家試験の受験資格と、看護学の準学士の称号が与えられます。卒業後に4年制大学への編入が可能となっています。3年課程。

  3. 大 学
     卒業すると看護学の学士、看護師および保健師の国家試験受験資格、場合によっては助産師国家試験の受験資格などを取得することができます。また、大学院への進学、他大学への編入などの道が開かれています。4年課程。
 最近では、短期大学や大学への移行が目立ちます。その理由としては、新しい学問領域としての看護学が確立されつつあり、より専門的な教育が必要になってきたことが挙げられます。以前は看護師不足もあり、専門学校で即戦力となる看護師を育てることに主眼が置かれていたのですが、人員の調整ができてきたので、今度は“質の向上”を目指そう…という感じでしょうか。

 では、専門学校から短大、大学へと移行することで、何が変わるのでしょうか? 簡単に説明します。専門学校では、「何をどうすれば良いのか」という看護技術を学びます。対して、大学では「何をどうすれば良いのかを自分で考えられるように」学ぶという感じで、看護技術+根拠(理論)を学ぶことになります。

 次に、准看護師の養成機関について。主に1.養成所、2.高校衛生看護科の2種類に分けられます。どちらも中学校卒業後から入学することができます。
  1. 養成所
     卒業すると都道府県准看護師試験の受験資格を与えられます。准看護師の資格を取得後、3年以上の実務経験を経て、看護師養成学校へ進学することができます。病院勤務しながら通学することが可能なことが多い。2年課程。

  2. 高校衛生看護科
     卒業すると都道府県准看護師試験の受験資格を与えられます。卒業後、看護師養成学校へ進学することができます。3年課程(定時制は4年)。
 准看護師制度に反対する意見が多く、将来的には准看護師を養成する教育機関はなくなると考えられます。

トシ


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