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実習を通して

 訪問看護実習は、私にとって初めての各論実習でした。個人的な事情として、体調不良で入院していたために実習スケジュールが変更になり、本来の実習グループとは違うグループに混ぜてもらって実習したということもあり、いろんな意味で肩が凝りました。

 実際に実習を経験してみて感じたことは、「私には訪問看護はできない」ということでした。正直、あらゆる面で自分には向いていないと思いました。

 まず、訪問看護は「ビジネス」としての面が強く、一つの家庭に滞在する時間が限られているため、短い時間に多くのケアを詰め込み、非常に忙しなさを感じました。私は人とじっくり関わっていきたいと思っているので、訪問してケアを実践したらすぐに去っていく…この忙しなさを好ましく思いませんでした。

 また、提供するケアの内容も、訪問看護では身体的なケアが多く、人の心を支えていきたいと思って看護者を目指している私とは、相性が良くありませんでした。

 それから、何より訪問看護に携わることに対する重圧に耐えられないと思いました。訪問看護は基本的に一人で家庭に赴く訳で、何か不測の事態が起きても他に頼る人はいません。その場では、すべて自分の責任で対処しなければならない…これは、非常に恐いことだと思いました(訪問看護に携わる看護師は、やり甲斐があるって良いと言いますが…)。

…と言うことで、ホスピスに興味を持ち、文献から在宅療養の良さに惹かれていた私には、少しばかりショックなことが多い実習でした。訪問看護は、これからの日本に必要な領域だとは思いましたが、自分自身が携わるというのは…正直、ちょっと勘弁という感じでした。



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